そういえば、ナベツネの新聞って、消費者金融の広告を載せていませんでしたっけ? あの御仁、プロ野球界に消費者金融(に限らないようですけど。あぁ、お山の大将)が入ってくることに強い抵抗感を持っていますけど、新聞広告はよいという考えなのでしょうか。矛盾している・・・。
日経朝刊を読んで落ち込みました。マリーンズファンとして、合併の話を出すことに反対します。「むしろ旗」をつくって、どなりこみたいくらい怒っています。
(ここまで、試合開始前に書きました)
気分を変えて、試合に移りましょう。きょうから福岡ドームでホークスとの3連戦です。
ホークス・星野、マリーンズ・小林宏之の両投手が先発して試合が始まります。
1回表、ベニー選手のタイムリーヒットで1点マリーンズが先制します。平下選手の好判断による走塁が得点に結びつきました。
3回表、先頭の西岡選手がレフト前ヒット、バルデス選手の守りを見て2塁打にします。
先日のファイターズ戦あたりから、走塁に関して明らかな進歩がみられます。これは西岡くんに限りません。ひとつ先の塁を狙うという心構えが、しっかり形になっています。これを続けると、相手チームの野手は、「走られる」という先入観を抱きます。となれば、こちらのものです。
3回裏、先頭の本間選手がホームランを打ち、同点に追いつかれます。
4回表、ベニー選手がデッドボールを手に受け、サブロー選手に交代しました。ベニー選手は痛がっています。人なつっこい笑顔が苦痛にゆがみます。ボビーは心配そうな表情。右手人差し指と中指にボールが当たったとのことで、病院で診察を受けます。
(その後の情報によれば、病院で診察の結果骨に異常はないそうです)
ノーアウト満塁のチャンス、今江選手がライトへ犠牲フライを打ち、サブロー選手がホームイン。
5回の攻防は特に書くような内容はなく、1時間40分ほどで試合が成立しました。
6回表、サブロー選手が2塁打を打ちました。次のフランコ選手は簡単にサードフライに終わり、まだ不調のよう。橋本選手はライト線ぎりぎりに打ち返します。1塁審判の足に転がったボールが当たり、打球の向きが変化してラッキーなタイムリーヒットになりました。今江選手がデッドボールで出塁します。星野投手は腰が引けています。城島捕手は低めの球を求めたようですが、ボールは堀選手のベルトのあたりに浮き、それを逃さずライトへホームラン。3点をさらに追加します。ホークスはここで松投手に交代します。
松投手も準備不足か。西岡選手の足へデッドボールを与えてしまいました。ワンバウンドしており、問題は特にありません。後続は抑えて、6対1でマリーンズの攻撃は終わりました。
6回裏、1アウト1塁の場面で城島選手がフライを打ち上げました。ショート・西岡選手とレフト・井上選手が追いかけました。西岡くん、追いすぎです。今回はレフトフライに終わりましたが、へたをすればエラーどころか、けがをする恐れがあります。これは反省材料です。
ズレータ選手に対して宏之は投げにくそう。フォアボールを与えてしまいました。
2アウト満塁のピンチです。宮地選手は初球をファーストファウルフライ。やれやれです。
7回表、1アウト1・2塁となってホークスは佐藤誠投手へ交代しました。
交代したばかり、今江選手がライトへ適時2塁打。福浦選手がホームにかえります。続いて堀選手はセンターへタイムリーヒット。橋本選手がかえります。佐藤投手は、早くも汗をしたたらせています。西岡選手に対して、ストライクが入りません。3球ボール、4球目はストライク、5球目をライトへ打ち、タイムリーヒット。
佐藤投手は降板、柴田投手へかわります。マリーンズは井上選手にかえて、きょう出場選手登録されたばかりの垣内選手を代打に送ります。レフトポールすぐ左や、レフト線のわずか左へと大きなファウルを打ち、そのたびに歓声がわきます。ファウルで粘り、フルカウントへ持ち込みます。結局ライトフライになりましたが、11球の勝負は玄人(くろうと)好みの味がしました。
7回裏、宏之の球威は衰えません。ホークスのバッターを三者凡退にとります。
8回表、福浦選手がライト前ヒットを打ちました。ライトが打球を取り損なうのを見て一気に加速、2塁打にします。連勝中のマリーンズ、このような積極的な走塁があちこちに見られます。サブロー選手がヒットで続き、1アウト1・3塁のチャンスをつくってフランコ選手が打席に立ちます。ところが空振り三振・・・。ひとり好調の波に乗れずにいます。もう一歩なのですが・・・。
柴田投手はストライクとボールがはっきりわかる投球になっています。橋本選手はライトオーバー2点タイムリーヒット。ここでナイト投手へ交代です。10連戦中のホークスは、中継ぎ投手が疲れているようです。今江選手はセンターフライに倒れます。
8回裏、マリーンズは先発小林宏之投手に代わり川井投手が登板します。今夜は完投して中継ぎの休日にしてほしかったのですが・・・。宏之は本間選手のソロホームランだけに抑えています。
先頭の松中選手はゆるい球を見逃し三振。城島選手はレフト前ヒット、代走に大野選手が起用されます。個人的には、もっと早く城島選手にかわるキャッチャーを起用しておけばよかったと思います。オリンピックのことを考えれば、彼にかわる選手を育てなければなりませんので。柴原選手は見逃し三振で無難に終わります。
9回表、先の回代走した大野選手がキャッチャーとして守備につきます。先頭の浜名選手(8回裏から堀選手にかわり2塁の守備につく)がフォアボールを選びます。キャッチャーミットが捕球のときあちこちぶれています。バッテリーの呼吸が合っていないようです。西岡選手はレフト前ヒット。垣内選手はストレートのフォアボール。ナイト投手、きわどいという球もありません。守る野手にとって、これほどつらいことはないでしょう。平下選手はファーストゴロですが、その間に浜名選手がかえってきました。
福浦選手にかえて、里崎選手がバッターボックスに入ります。サードゴロの間に西岡選手がかえります。
福岡ドーム、静かです。無言の怒りを、テレビを通じて感じます。
サブロー選手がショートゴロに終わり、13対1。
9回裏、マウンドに藤田投手が上がります。
ズレータ選手はショートゴロ、宮地選手はセンター前ヒット、代打の大道選手はセカンドゴロ、同じく代打の田口選手がサードゴロに倒れて試合終了。
ホークスに勝ったマリーンズは、ことし初めての5連勝です。カモメは風をとらえ、気流に乗って飛んでいます。その翼は、富山から札幌を経て、福岡に羽ばたきます。
3日と4日は、マリーンズのビジター球場応援デー(福岡ドーム)です。私の分までマリーンズの応援に出かけてください。
【きょうの波模様】
7月2日 晴れ時々曇り 「べたなぎ」
心配事がひとつ消え、心身とも落ち着いている。
最近のコメント