最近テレビで相撲観戦をするのが好きになりました。以前は「古くさくて封建的」とよくない印象を抱いていました。最近はNHK-BS2で三段目から観戦することもあります。
言葉を書いたり話したりするときに、相撲に由来する慣用句を使うことがよくあることに気づきました。「番付」、「序ノ口(序の口と書くことが多い)」、「露払い」、「大一番」、「待ったなし」、「軍配(をあげる)」「物言い(をつける)」、「手刀(をきる)」など・・・。
これは先日NHKのテレビ中継で話題に上っていましたが、横綱から序の口まで、いま開催されている春場所で番付に載っている力士で、愛知県出身者が多いということ。日本相撲協会公式サイトで調べたところ、幕内4人(最高位は関脇琴光喜:ことみつき・岡崎市出身)、幕下8人、三段目14人、序二段21人、序ノ口5人(合計52人)が在籍しています。
郷土愛が人一倍強いことを自負する私にとって、うれしいことです。愛知県を連想したり、そのもののしこ名を持つ力士を紹介します。(番付は今場所のもの。資料出典:goo大相撲 出身地別紹介)
木曽満(きそみつる:三段目東29 時津風部屋 木曽川町出身あるいは木曽川からか? 愛知県西部、名古屋・尾張・知多の地域は木曽川が水道の源)
高稲沢(たかいなざわ:三段目東39 高砂部屋 稲沢市出身か?)
碧山(あおいやま:序二段東31 中村部屋 碧南市出身か?)
鳳来山(ほうらいざん:序ノ口東19 宮城野部屋 鳳来山:ほうらいさん からか? この山は鳳来寺と、「ブッポーソー」の異名がある鳥「コノハズク」の生息地で有名。コノハズクは愛知県の鳥。余談ながら県警のマスコットは「コノハけいぶ」)
こうやって、新しいものごと(歴史は古いが)に関心を抱きました。
7月は名古屋場所、来年開催の「愛・地球博」では、「大相撲万博場所」を開くとか。中日新聞3月22日朝刊に「来年4月4日開催」という記事が載っていました。(名古屋場所の共催は中日新聞社)
ビンづけ油の香りをかぐと、名古屋人は真夏の到来を思います。
【きょうの波模様】
3月22日 雨のち曇り 「べたなぎ」
ごらんのように筆が乗るほどの勢い。文句なし。
最近のコメント