2004.07.14

壊れるのは一瞬のこと

 ついていないときは、とことんついていないのかもしれません。
 パソコンのハードディスクと、携帯電話の基盤が相次いで壊れてしまいました。
 携帯電話は4年使っているので仕方ないかなと思いますけど。形状はストレートタイプが好きなのですが、最近は折りたたむものしか出ていないのが不満です。販売店の人も、以前と比べて耐久性は低くなっているといっていました。

 私は、使えるものはできるだけ修理して使い続けたいという考えを持っています。
 自転車は、20年目に入りました。自転車屋のご主人には、大変お世話になっています。

 「このころの自転車は、骨組みが丈夫に作ってあるから、まだまだ乗れるよ」

 もう、何度目になるでしょう。ブレーキワイヤーを取り替えながら、私に話してくれました。さすがにさびが出てきましたけど、近所への買い物程度なら問題なく乗れます。
 この自転車は例外かもしれませんけど、長く使ってもあきがこなくて丈夫な製品が増えてほしいです。

 携帯電話は買い換えるつもりですけど、パソコンは修理に出します。まだまだ使えるから。

【きょうの波模様】
7月14日 晴れ 「べたなぎ」
 わりに風を感じるが、熱風であり、汗がひくどころかより汗をかく。考えもうまくまとまらない。
(パソコン修理中のため、更新が不定期になるかもしれません。ご了承ください)

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2004.05.19

パソコン・携帯電話と「親との雪解け」

 きょうも実家へ出かけました。買い物から帰ってきた母親から、「娘(私の妹)へ携帯電話でメールを送ったけど届いていないみたい」と相談を持ちかけられました。
 携帯電話を見たら、メールアドレスのところに電話番号が入っていました。「これでは届かないよ」と教えたら、「電話番号で届くといいのにね」。納得です。

 こんどは、パソコンを使って郵便の再配達申し込みに挑戦。「これなら電話代がかからないし、24時間いつでも申し込める」と利点を説明して、アドレス入力からスタート。ところが、「記号の読み方がわからない」と質問されました。50代半ばの母親にはむつかしいようで・・・。
 アドレスを入力し、ブラウザの「お気に入り」に追加したところで、かな漢字変換に苦戦しています。ローマ字の入力規則がわかりにくいようです。「料理といっしょで、何回もやればうまくなるよ」と助言して、「半角カタカナは使わないようにね」と、教えました。
 時間はかかったものの、完了画面が表示され、便利さを母親も実感できた様子です。「これなら郵便局に電話をかけなくてすむね」と。

 一週間前は険悪な状態だった親と、「雪解け」を迎えることができました。

 あらためて感じたことは、これからの高齢化社会と情報端末のあり方の難しさです。携帯電話にしてもパソコンにしても、必要のない機能が多くついている気がします。そのためかえって利用する側がまごついたり、使わない機能をもてあましたり、機器そのものの価格が高くなったりしています。

 もっと機能を絞って、基本機能だけの安価な機器をメーカーは出してほしいです。自動車でたとえるなら、昔は当たり前だった「エアコンなし、ラジオなし」というような、最低限の装備だけつけた商品。必要なら、あとから買い足せばいいのです。実家のパソコンを購入したときも、付属ソフトが少なめの商品を選択しました。親には失礼だけど、あっても使いこなせそうにないと感じたので。そのかわり、セキュリティソフトだけは追加して購入しました。
 フル装備より、基本機能の充実を。ほかの商品にもいえることですけどね。

【きょうの波模様】
5月19日 曇りのち雨 「なぎ」
 仕事探しが難航していることを親に話した。「努力していることは認める」ということをいってもらい、やっと心が落ち着いてきた。

(マリーンズ対ファイターズの試合は、雨で中止になりました)

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2004.03.30

手紙を書くということ

 以前書いた、「運動の春と手紙」も参照願えると幸いです。

 きのう、NHKニュース10の特集で、「携帯電話が手放せない」人が増えているという話題を取り上げていました。「メールの返事が来ないと不安」、「電波の届かない場所に行くのが怖い」、「携帯電話がそばにないと不安」などの症状を訴えて、病院や診療所に訪れる人が増えているそうです。
 放送のなかで、「手紙を書く」ときと、「携帯電話でメールを作成するとき」では、手紙を書くときに活発な脳の血流量が、携帯電話ではそれほどでないとか。
 血流量は、脳の活性度を測る指標だそうで、携帯電話は手軽にメッセージが作成できるが、手紙を書くときと比較して表層的な内容となり、パケット数にかかわらず定額でインターネット接続ができるようになったら、さらに潜在的な患者が増えると警鐘を鳴らしていました。

 私は、携帯電話やパソコンを持っていますし、このようにメッセージを書くことはよくやっています。
外出するときにパソコンや携帯電話も持ち歩きますけど、いっしょにシステム手帳と絵はがき、一筆箋(いっぴつせん:短い手紙を書くための便せん)、そろいの封筒と記念切手も持っています。
 デジタルコミュニケーションは否定しませんし、便利さを感じているので手放せません。すぐ相手に届くという速達性や、何度も繰り返し読める手紙の利点を合わせ持っていることは評価します。

 それでも手紙やはがきといった、ある意味前近代的ともいわれそうな手段をやめないのは、参照記事にも書いた「手書き文字の温かさ」や、「添付ファイル」では実現できない表現が自由にできることが、私にとって非常に魅力に思えるからです。

 きょう、友人から一通の手紙を受け取りました。
 封筒を開くと、心地よい香りが部屋に漂いました。お茶の葉と、自作の絵手紙が入っていました。外は雨が降っているのに、郵便局の人は手紙がぬれないように心がけてくれていました。
 ものすごく、心地よいひとときを過ごせました。これこそ、手紙でしか味わえない喜びです。

 繰り返しますけど、デジタルコミュニケーションは否定しません。使い分けができれば、どちらも便利で、すばらしい通信手段だから。

【きょうの波模様】
3月30日 曇りのち雨 「大しけ」→「多少の波」
 きょうの名古屋は昼から雨。外出には大きめのこうもり傘を使った。
 午前中から昼過ぎにかけては気持ちが沈んでいたが、徐々に「財布をなくした」という事実を認め、カウンセラーに気持ちを話すうちに、波が静まってきた。手紙も効果が大きい。雨模様なのに、手紙を読んでいるときだけは「うららかな春模様」。

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